Skip to content

テーブルコーディネーターってどんな仕事?

お料理を引き立てる

幸せの場には、おいしい料理がつきものですが、結婚披露宴でもお祝いの食事がゲストの皆様にふるまわれます。
昔の日本は、自宅で結婚式を行うことが多かったので、親戚や隣近所の方々を招き、ふるまいが行われましたが、現在は結婚式場などで行う結婚披露宴、お式が多くなったため、ホテルや結婚式場のお料理をお出しすることが多くなっています。

ホテル、結婚式場ではお祝の気持ちを表すお料理を、心を込めてお出しするのですが、そのお料理を引き立てるのがテーブルコーディネーターです。
お祝いの場、ということでマナーはもちろんのこと、結婚披露宴という場を盛り上げる演出も必要となります。
新郎新婦の希望などもありますので、ウエディングプランナーや新郎新婦としっかり話し合いを行いテーブルセッティングを考えなくてはなりません。

お祝いの席でも結婚披露宴というお席になるので、食器類はもちろんのこと、テーブルに置かれるお花や小物類などのバランスをよく考慮し、テーブルセッティングしていくことが必要です。
センスはもちろんのこと、結婚式のマナー、さらにはインテリア、プラス、お式を行う方のふるさとに関する知識なども持っておくことが重要です。

テーブルコーディネーターはこういう人に向いている

バランスよく、また新郎新婦の希望を取り入れていくことが必要なので、食器の検討からテーブルに置く小物類までトータルな知識が必要です。
若い世代の新郎新婦はテーブルに流行物を飾りたいということも多いので、新郎新婦の意思をしっかり聞くことができるコミュニケーション能力も重要ですし、今何が流行しているのか、雑貨やトレンド商品、またトレンドカラーなども把握しておくことも大切です。
様々なことに興味を持ち、結婚されるお二人の気持ちをよく理解し、テーブルセッティングに活かしていくことができる、幅広い知識とサービス心がある人が向いていると言えるでしょう。

テーブルコーディネータのやりがいと苦労

主役はあくまでも新郎新婦、会場の飾りつけにしてもお料理にしてもテーブルセッティングにしても、当日の主役となる新郎新婦を引き立てるための脇役です。
勿論、美しく、そのお式のメインテーマに合ったテーブルセッティングが必要ですが、結婚式というマナーをしっかり組み、ゲストに失礼がないように、またゲストの皆さんが食事される際、邪魔にならないようなセッティングが重要です。

小物類などの配置を考慮しながら、新郎新婦のことを思い、どのようにセッティングしていけばいいのか、新しいことへの挑戦も必要ですし、伝統的なマナーも崩すわけにいかないお席です。
気苦労は常にあります。
ただ素敵なセッティング、披露宴の雰囲気にあったセッティングができれば、非常に大きな喜びが得られるやりがいの大きなお仕事です。

テーブルコーディネーターは資格が必要?

テーブルコーディネーターになるために必須の資格はありませんが、様々な知識が必要となる事は確かです。
専門学校等ではテーブルコーディネートからテーブルマナー、さらにフラワーアレンジメントの専門知識、そして色彩に関してなどを学びます。
こうした深い知識を持っておくことが、テーブルコーディネーターへの道を広げてくれるでしょう。