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記憶に残る結婚式の演出まとめ

結婚式ってありきたり?

結婚披露宴って結構あり来たりだと感じませんか。
最近はゴンドラで登場とかスモークの中からいきなり登場なんて派手な演出は少なくなっていて、ご両親とお世話になったゲストに、感謝の気持ちを伝えるという演出の方が多くなっているように感じますが、それでも、キャンドルサービス、ケーキ入刀、さらにご両親へのお手紙など、感動の涙があってもやはりありきたり、まあいい意味でいうと安心できる結婚披露宴が多いと感じていたのです。

しかしついこの間、息子の友人の結婚式、さらに披露宴に招待されたのですが、その時の披露宴は感動しました。
ケーキ入刀、新婦が新郎にケーキを食べさせるというのはごく当たり前のように行われ、新郎新婦がキャンドルサービスの際、両家の祖父母に花束を贈るなどがあり感動的ねーと思ってみていたのですが、余興の時、花嫁にサプライズがありました。

このカップル、おめでた婚だったので新郎がしっかり新婦にプロポーズしていなかったのが心残りだったという事で、新婦の友人の余興のダンスを、新郎の友人たちも当日即興で覚え、そこでフラッシュモブが始まったのです。
新婦の友人たちのお祝いのダンス、そこに少しずつ新郎の友人が飛び入り参加?と思ったらやけにダンスがうまい、最後は新郎が混じってダンス、そして新婦が呼ばれ披露宴会場の真ん中で「ちゃんとプロポーズできなかったから……改めて結婚してください」と王子様のようにしゃがみ、新婦にプロポーズしたのです。
こういう、ゲストみんなが感動し盛り上がるサプライズ、今の結婚披露宴は形式にとらわれることなく本当に素敵な演出が多くなっているのだと感じたのでした。

例えば新郎新婦の両親を舞台に上げて……

新郎新婦の結婚披露宴の際、ご両親にもケーキ入刀させたり、ファーストバイトをさせるという事も素敵です。
分け合って結婚披露宴を行わず、写真だけ撮ったというご両親も多いのですが、少しでも結婚式の雰囲気を……と、お互いの両親を舞台に上げ、小さいケーキを2つ別に用意し、ケーキ入刀、そしてファーストバイトをしてもらう、この演出、かなり盛り上がります。

うちの息子が出席したお式では新婦側のお父様がお母様にエンゲージリングも結婚指輪も送っていなかったという事で、大きなダイヤのリングを用意し、新郎新婦が舞台上に二人を呼び、「ママ、ありがとう」とリングをプレゼントする場を作り、みんな涙したと聞きました。
素敵な演出です。
最後に、「こんな二人にいつかなりたい」と新婦がお手紙に託した時、ご両親号泣だったそうです。

プロフィールムービーにゲストの写真

新郎新婦、若しくは友人が作ってくれるプロフィールムービーに、ゲストの写真とその写真にコメントが載せられているという演出も素敵です。
実はこれも、私が出席した息子の友人のウエディングで友人が準備したというものですが、お互いのご両親には「言い尽くせないほどの感謝といつか絶対にこういう夫婦になる」という言葉、恩師には「いろいろ迷惑かけたけどくそお世話になりました。一番尊敬しています」との言葉、最後にゲスト全員の名前がテロップされました。

ものすごく印象的で心のこもったプロフィールムービーに涙腺完全崩壊でした。
日本人はおもてなしの心を持っています。
そのおもてなしの心をちょっと出してみると、ウエディングも他にはない印象的なウエディングになります。